[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日に引き続き、今日取り上げる中心は「気」です。
剣道で「気」は二種類あります。
ひとつは自分の気、もうひとつはもちろん相手の気です。
では、それぞれの「気」の中心とはどういうことなのでしょうか。
まずは自分の気の中心について考えて見ましょう。
剣道で相手と相対したときには、「攻めの気」と「守りの気」があります。
どちらも特に説明の必要はないでしょう。
さて、ここでひとつ勘違いしないでいただきたいのですが、「守りの気」とは「防御の気」ではない、ということです。
剣道には「専守」という考えはありません。
あるのは「受け返す」という意味の守りであり、攻めと表裏一体となったものです。
返し技や抜き技をイメージしていただければ、意味をわかっていただけると思います。
さて、ではこの二つの自分の気の中心とは・・・
もうおわかりですよね。
両者の中間、つまり打ち気に逸らず、かといって待ちに廻らない、臨機応変に対応出来る精神状態のことを指します。
言葉で表すのは簡単ですが、実際にその状態を保つのはものすごく難しいことです。
絶えず平常心、これを肝に銘じて稽古に励むと、自然と身に付く・・・
のだそうです。(^^;ゞ
↑自分が出来ていないので、断言出来ません。(苦笑)
次に相手の気の中心も考えてみましょう。
相手の気は自分の気同様、「攻めの気」と「守りの気」、そして中心である「平常心」があります。
それぞれの関係は
攻め⇔平常心⇔守り
となり、こちらと対峙する時間の流れの中で、刻一刻と変化しています。
相手の気の移り変わり方としては
- 「平常心 ⇒ 攻め」の中心
- 「平常心 ⇒ 守り」の中心
- 「攻め ⇒ 平常心」の中心
- 「守り ⇒ 平常心」の中心
バラバラに言葉だけで理解しようとするとややこしいですが、それぞれを技に置き換えるとわかりやすくなります。
1の「平常心 ⇒ 攻め」の中心ですが、この中心を取ること=出ばな技を決めることが出来ます。
2の「平常心 ⇒ 守り」の中心も同様ですね。
3の「攻め ⇒ 平常心」の中心を突けば返し技となりますし、4の「守り ⇒ 平常心」の中心を攻めれば追い打ちとなります。
こうしてみると、相手の気の中心というのは、こちらの攻めの好機であることがおわかりいただけることでしょう。
普段の稽古の中で
「よし、打とう!」
と思った瞬間に相手に打ち込まれ、まるで対応出来なかった・・・
なんてこと、ありますよね?
これは1に該当する例ですが、他の3つも思い当たる節があるのではないでしょうか?
これら「気の中心」を意識して普段から稽古しているのといないのとでは、上達の度合に大きな差が出てきます。
最初はわからなくても、段々と相手の気についてはわかるようになってくるはずです。
これを機に、ただがむしゃらに稽古するだけでなく、自分の得手・不得手=自分が気の中心を見抜けている・見抜けていない、を考えながら普段の稽古をしてみて下さい。
絶対に無駄にならないはずですよ。
<<03 | 2025/04 | 05>> |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
HN: | まるち● |
HP: | 蕨市南剣道クラブ |
性別: | 男性 |
職業: | システムインテグレーター |
自己紹介: | |
小学校二年生より剣道をはじめ、高校時代まで約10年間修練に勤しむ。
その後一時剣の道から遠のくも、自分の子供たちが剣道を始めたことをきっかけに、再度剣士として修行を積むことに。 小学三年生より約四年間、かつて某テレビ局で殺陣の指導をされていた恩師ご指導のもと、神免派二刀をご教授いただく。 現在はIT関連企業に従事し、主にソフトウェアの検証・評価・導入支援を担当。 |