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日々の稽古、私の剣道に対する考えなどを綴ります。

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一昨日の夕食時…
ひょんなことから、長女の手の内、とくに左が甘く、打突時に脇が開いている…という話になりました。


最初は神妙な面持ちで聞いていた娘ですが、途中から何度も繰り返し言われていることなので、ついに逆切れ!


「でもそんなこと言われたって、ちゃんと打つ時左手ギュッって握ってるもんっ!」


ついにはほんのり涙目。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


…って、ちょっと待て!
ギュッて握ってる、って、ナンだ???(・_・")???


良く娘の話を聞いてみると、思いもしなかった勘違いのあることが発覚。


長女は他の先生方からも再三同じように
「手の内が甘い。」
と言われてきました。


そのたびに、掌(てのひら)の内側を締める=ギュッと握り締めるように心がけてきたそうです。


…そうか。
娘なりに、ちゃんと先生に言われたことを守ろうとしてたわけね。
逆切れの元はそこか…


しかしながら、残念なことに不正解


「手の内を締める」というのは、掌の内側を締めろ!と言っているのではありません。
むしろそれはペケです。


「手の内」というのは、竹刀を持つ両腕の内側のこと。


正眼の構えを上から見ると、右腕と左腕、そして胸板で三角形が形成されます。
ここから左右の肘を内側に絞り込んだ状態、これが「手の内が締まった状態」です。


実際にやってみるとおわかりかと思いますが、手の内を締めると竹刀の切っ先は若干下がり、腕は肘を曲げられずに「クッ」と伸びます。


つまり打突時に肘が開いてしまっている…ということは、手の内が締まっていないから出来る芸当であって、手の内を締めて打突していれば肘は曲げようがないはずなのです。



昨年10月時の長女の打突
向かって右、白地の道着を着ているのが長女です。
打突時に左肘が見事に折れ曲がっていて、まさに手の内がまるで締まっていない証拠です。


長女の誤解もようやく解けたようなので、今後の長女の打突に期待!
…したいところですが、果たして…(;^_^A


手の内とは「掌の内側」ではなく、「腕の内側」のことと覚えましょう!(*^^*)


注)この記事には、私の勘違いに端を発した間違いがございます。
詳しくは[つづきを読む]までお読み下さい。
大変申し訳ございませんが、間違った知識を身につけないためにも、どうかよろしくお願いいたします。


コメント:himさん

う~ん、手の内が「腕の内側」・・・って、初めて聞きました(^_^;
それは、「脇が甘い」ってことじゃないですか?
いろいろな表現があるのですね。
勉強になりました。
ただ一般的に、手の内は「手の内=掌」だと思いますが・・・ただし、手の内が甘い⇒「ギュッと握る」は間違いです。
剣道の手の内は、柔らかい握りから打突がヒットする瞬間にキュッと締める、その緩急強弱から生まれます。

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コメント:まるち●

him先生 > ただ一般的に、手の内は「手の内=掌」だと思います...
えっ!? これはひょっとして、いや完全に…
私の赤っ恥ですね。(;^_^A


実はこの解釈、私の脳裏に今でも鮮明に残っている、初めて剣道を習い始めたばかりで、竹刀のかわりに手ぬぐい絞りで「手の内」について当時の恩師がおっしゃっていたことを、自分なりに解釈した表現…いや、というより「感覚」を表したものなのです。
当時の恩師がおっしゃっていらしたことを、私の記憶を頼りに一字一句余すことなく記すとこうなります。


「面であれ小手であれ、竹刀で打突するときには手の内を締めることが重要です。
そのためには、振り切る寸前に両腕の肘を内側に向かって締め、両手の小指から中指までを順に5・3・2くらいの力加減で握るように心がけなさい。」


それまで手ぬぐいを「絞る」という行為を、手首だけを返すことで行っていた私には、肘を回転させることでも手ぬぐいが絞れたことにびっくりして、鮮明に記憶に焼きついた…というのが真相です。
これをhim先生のおっしゃることと併せて鑑みると、このとき私の恩師が指導したかったのは、手の内(掌)を絞り込む=同時に力が自然と加わる(=締める?)ことは手ぬぐいを絞ろうとしているのだから当然のごとく行いますから、同時に打突時に脇が開かないようにするための策としておっしゃったのかもしれませんね。(^^;; ヒヤアセ


とすると、私も娘のことは言えず、「手の内を締める」という行為そのものを勘違いしていた… ということになります。(ーー;) 我以外皆我師とはまさにこのこと。
おかげさまで自分の娘とhim先生にご教授いただくことが出来ました。
これが剣道の良さ。
本当にありがたく思います。


ご親切に、しかもお心遣いいただいたお言葉でやんわりとご指導いただき、本当にありがとうございました。
この記事は、私自身への戒めとしてそのまま残しておき、このコメントを閲覧していただくことで、他の閲覧者の方々には、自分以外の目上の方はもちろんのこと、後輩であろうとみな自分に教えを与えてくれる先生なのだ、ということを体験談として感じていただきたいと思います。


願わくば今後も未熟者故間違い等々あるかと思いますので、ご指導・ご鞭撻いただきたく存じます。 どうか宜しくお願いいたします。<(_ _)>

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コメントはここまでとなっておりますが、実はこれからさらにhimさんとメッセージのやり取りをさせていただき、もっと深い内容の続きがありますので転載いたします。
転載のご承認をいただきましたhim先生、本当にありがとうございます。<(_ _)>


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メッセージ送信者:まるち●

himさん


本日は私の拙いBLOGにコメントを頂戴し、本当にありがとうございました。
おかげさまで間違えた知識を他の子供たちに与える前に、自己の勘違いを正すことが出来ました。
しかも私の体裁をも慮って、非常に心苦しいばかりの言葉を選んだ訂正のされ方。
本当に感謝の気持ちで一杯です。
本当に、本当にどうもありがとうございました。


なお、該当BLOGの記事は自戒の意も込めまして、注釈のみを付け加え、あえてそのまま掲載しておこうと思います。
もしお時間がございましたら、本当にお手間を頂戴して申し訳ないのですが再度ご確認いただきまして、なお訂正がございましたらご指導賜りたいと存じます。


末筆ながら私のような未熟者にもお目をかけていただき、本当にありがとうございます。
どうか今後とも末長いご指導・ご鞭撻をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

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メッセージ送信者:himさん

今、ブログの方を拝見して、書き込みしようかなあ・・・と思っていたところにメッセージを頂きましたので、こちらに書かせて頂きます。


私がああいう書き方をしたのは「気を使った」というよりは、剣道の発祥を考えた時、その指導方法にはいろいろある・・・剣道はもともと江戸時代まで数百という流派に分かれていた訳ですから、その流派間にまったく繋がりがない場合、まったく違った理論があっても不思議ではない・・・と考えているからです(^_^)


今でも、手の内については範士の先生方でもいろいろな表現をされていますので、素直にそう思っています。


ご参考までに、私が習って来た理論について紹介しておきますね(^_^)


>そのためには、振り切ったときに両腕の肘を内側に向かって締め、両手の小指から中指までを順に5・3・2くらいの力加減で握るように心がけなさい。」
>それまで手ぬぐいを「絞る」という行為を、手首だけを返すことで行っていた私には、肘を回転させることでも手ぬぐいが絞れたことにびっくりして、鮮明に記憶に焼きついた…というのが真相です。


手の内の使い方の表現で、古来から茶道で使う「茶巾を絞る所作」を引き合いに出しますが、このことを間違って「雑巾を絞るように」などと教える先生がおられます・・・
しかし、茶巾絞りと雑巾絞りはまったく正反対の所作でして・・・(^_^;


打突時の手の内は、雑巾や手拭いをギュッと絞るように腕を絞り込む・・・そういう動きではないというのが私が習って来た理論で、この点ではHide.さんと一致しています。


茶巾絞りは、薬指・中指と親指で軽く茶巾を摘み上げるように絞る・・・という所作を言います。


それから、打突時に両肘を伸ばして腕を絞り込む・・・こういう教え方も、私は違うと思っています。
両肘を伸ばして打ち、なおかつ剣先をお相手の打突部位に届かすには、相当無理な姿勢を強いることになり、肘や肩の障害を招く要因になると思っています。


私も「両肘を伸ばせ」という指導を受けたことがありますが、そうおっしゃっている先生ご自身の打ち方・・・左肘は伸びておりませんでした。
これも「肘を伸ばすような心持ちで」ということを、実際に「伸ばして打て」と混同してしまっている・・・というように理解しました(^_^;


剣道を習う難しさは、実際の「体の動き」と「その時の意識」に差が生じているにも関わらず、どちらのことを言っているか?教える方も意識していない・・・ということがあるからです。
よ~くその先生が言われていることと、実際に動いている姿を見比べて、本当にそうなのか?・・・を自分で納得することが重要です。


その点、先日もご覧になったようにHide.さんの指導の凄さは、言っていることとやっていることに差が生じていない・・・更に動きを分解してやって見せられる・・・こういう指導が出来る先生を他に見たことはありません。
今から9年前、学生時代から早稲田実業→早稲田大学のエースとして活躍されたHide.さんに出会って、その剣道理論を伺った時、自分が習って来た理論とそれほど違わなかったことと合わさって、心酔したしだいです(笑)


大人は、自分の目で確かめて、何を信じるか?を決めることが出来ますが、子供たちはそうは行きません。
自分たちの目の前にいる先生・・・それが自分の剣道世界のすべてです。
だから子供の指導は難しいし、責任重大と言うことが出来ます(^_^;


ですから、子供を指導される方々には、自らも常に修行者であって欲しい・・・そう願って止みません(^_^)

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メッセージ送信者:まるち●

himさん


おはようございます。
ご返信ありがとうございました。


> 剣道はもともと江戸時代まで数百という流派に分かれていた訳ですから、その流派間にまったく繋がりがない場合、まったく違った理論があっても不思議ではない・・・と考えているからです(^_^)


なるほど。
おっしゃる通り、さもありなんです。
古流の目付の位置なども、拳を見ろ、だったり眉間を見ろ、だったり目を見ろ、だったりと、本当に色々ありますものね。


> 茶巾絞りは、薬指・中指と親指で軽く茶巾を摘み上げるように絞る・・・という所作を言います。


茶巾絞りというものを存じ上げませんでしたので、先ほどまずはどういうものか、ネットで調べましたところ…
お茶の席に供させるお菓子、あるいはその作り方、と出てきたのですが、間違いございませんでしょうか。
もしこれで良いようでしたら、このお菓子、見たことがあります。(*^^*)
ただ、茶巾絞りと竹刀操作時の手の内が今のところ頭の中でつながらず…
悶々としております。(;^_^A
このあたり、次回お会いできました際にでもレクチャーいただきたく、お願い申し上げます。


> 両肘を伸ばして打ち、なおかつ剣先をお相手の打突部位に届かすには、相当無理な姿勢を強いることになり、肘や肩の障害を招く要因になると思っています。


これは私自身、ずっと悩みの一つでした。
例えば39の竹刀に39の柄革が付いており、その両端をそれぞれ右手、左手で握った時、肘を伸ばして打突姿勢を取るとどうしても右手の高さが肩の位置では、お相手の面に切っ先が届かず、その上方を指してしまいます。
親指や人差し指にまるで力を入れていないにもかかわらず・・・です。
現在は自分の肘までの長さに近い37の柄革を39竹刀に装着しておりますので、既製品よりは面に届きやすくなってはいるのですが・・・
やはりこれだっ!と思うに至っておりません。


> これも「肘を伸ばすような心持ちで」ということを、実際に「伸ばして打て」と混同してしまっている・・・というように理解しました(^_^;


himさんのおっしゃるように解釈するのであれば、上記点も納得出来ます。
完全にピンと伸ばすことは出来ないけれど、出来るだけ肘を曲げずに、という動作でなら面の位置まで竹刀を振ることが出来ます。


> よ~くその先生が言われていることと、実際に動いている姿を見比べて、本当にそうなのか?・・・を自分で納得することが重要です。


これは今までの自分にはなかった着眼点です。
今まで、先生方のおっしゃることは「絶対」であり、そう出来ていない自分が悪いのだと思っていましたから…
もちろんご指摘を受けるというからには、自分のどこかに何か足りない部分があるからという認識を持ったうえで、かつ先生のおっしゃることを鵜呑みにせず、自分で正しいと思える道を判断する。
これから心がけていきたいと思います。


> その点、先日もご覧になったようにHide.さんの指導の凄さは、言っていることとやっていることに差が生じていない・・・更に動きを分解してやって見せられる・・・こういう指導が出来る先生を他に見たことはありません。


本当ですね。
理と実が一体となって初めて習得するほうは理解出来ることというのが多々あり、今まではそこで悶々としていた自分がいましたが、過日の稽古では出来ないなりにも実際に目で見て正しい動き方というのをイメージ出来たので、そこに到達するまでのプロセスというのを頭に描くことが出来ました。
もっとも、本当に到達出来るのかどうかはその後の私の努力次第ですが。(^^;; ヒヤアセ


> 大人は、自分の目で確かめて、何を信じるか?を決めることが出来ますが、子供たちはそうは行きません。
> 自分たちの目の前にいる先生・・・それが自分の剣道世界のすべてです。
> だから子供の指導は難しいし、責任重大と言うことが出来ます(^_^;
>
> ですから、子供を指導される方々には、自らも常に修行者であって欲しい・・・そう願って止みません(^_^)


はい。
私もつくづく感じております。
そして私はそうありたいと願っております。

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メッセージ送信者:himさん

> なるほど。
> おっしゃる通り、さもありなんです。
> 古流の目付の位置なども、拳を見ろ、だったり眉間を見ろ、だったり目を見ろ、だったりと、本当に色々ありますものね。


古今、流派の祖は師匠からの教えに自らの経験値を積み重ねて一派を立ち上げた訳ですから、その違いによって表現は異なります。
そういうことは現代にもあって、範士の先生方の表現もいろいろ・・・もう感覚の世界ですから、どれが正しくてどれが間違っているとは言えません(^_^;
それを聞いて、一番自分が納得することを信じて進んで行く以外にはございません(^_^)


> 茶巾絞りというものを存じ上げませんでしたので、先ほどまずはどういうものか、ネットで調べましたところ…
> お茶の席に供させるお菓子、あるいはその作り方、と出てきたのですが、間違いございませんでしょうか。
> もしこれで良いようでしたら、このお菓子、見たことがあります。(*^^*)
> ただ、茶巾絞りと竹刀操作時の手の内が今のところ頭の中でつながらず…
> 悶々としております。(;^_^A
> このあたり、次回お会いできました際にでもレクチャーいただきたく、お願い申し上げます。


確かに「茶巾絞り」で検索するとお菓子のことしか出て来ませんね(笑)
「茶巾」で検索すると「茶道で使う茶碗を拭く布・布巾」と出て来ます。
茶道をやられる女性が帯前に挟んでいる布のことです。


私が中学時代に初めて剣道の手解きをしてくれた師匠は、実際に茶巾を持って来て、その使い方を見せてくれました。
他にも、真剣を持って来て刀と竹刀の比較をしてくれたり、剣道の文化的要素についてもいろいろ教えてくれたものです。


> これは私自身、ずっと悩みの一つでした。
> 例えば39の竹刀に39の柄革が付いており、その両端をそれぞれ右手、左手で握った時、肘を伸ばして打突姿勢を取るとどうしても右手の高さが肩の位置では、お相手の面に切っ先が届かず、その上方を指してしまいます。
> 親指や人差し指にまるで力を入れていないにもかかわらず・・・です。
> 現在は自分の肘までの長さに近い37の柄革を39竹刀に装着しておりますので、既製品よりは面に届きやすくなってはいるのですが・・・
> やはりこれだっ!と思うに至っておりません。


人間の腕の長さは、基本的に左右同じ(私は右が2cm長いですが(^_^;)・・・
それを右前・左後に柄を握って真っ直ぐ腕を伸ばしたら、剣先は天井を向く・・・
これは物理的事実です(^_^;
それを無理に剣先を正面にいるお相手の面に届かせようとしたら、肩自体を右前・左後にスライドさせ、体の軸をずらす以外にありません。
実際に「両腕を伸ばして打て」という指導に、何の合理的理由を見出せない・・・と思っています。


もともと、刀で物を切るには「右手で押し左手で引く」という動きが必要です。
刀で切る時の軌跡は円であるのに対し、竹刀での打突の軌跡は円+直線という違いがありますが、両腕伸ばしてぶっ叩くのではなく、「押し手」と「引き手」の理論は存在すると思っています。
最近、目から鱗だったのは、福岡の角範士八段が、「左右の手の内(掌)の中に押し手と引き手がそれぞれ存在する」とおっしゃっていたことで、「親指(+人差し指)側で押し、小指・薬指側で引く」・・・それが左右の掌の中で同時に行われる・・・ということです。
これも一つの表現方法であると思いますが、いずれにしても竹刀をギュッと握り締めていてはとても実現出来ないことではありますね(^_^)


ちょっと話が飛びましたが、打突時の左肘は伸ばさずに軽く曲げた状態で、自分の胴に触れるような心持ちで・・・というのが、私の習った打ち方です。
・・・実際に左肘は胴には触れていないと思いますが(笑)


> > よ~くその先生が言われていることと、実際に動いている姿を見比べて、本当にそうなのか?・・・を自分で納得することが重要です。
>
> これは今までの自分にはなかった着眼点です。
> 今まで、先生方のおっしゃることは「絶対」であり、そう出来ていない自分が悪いのだと思っていましたから…
> もちろんご指摘を受けるというからには、自分のどこかに何か足りない部分があるからという認識を持ったうえで、かつ先生のおっしゃることを鵜呑みにせず、自分で正しいと思える道を判断する。
> これから心がけていきたいと思います。


実は、これが一番重要だと思っています。
中には、一生懸命身振り手振りで説明される先生がいらっしゃいますが、どう見ても説明している通りには見えない(笑)・・・というケースに遭遇することがあります。


自分も気をつけなければならないと思っているのですが、動きの説明をする際に・・・
動き出そうとした時に自分の意識が集中する体の部位と、実際に動き出して見える体の部位には違いがある・・・ということです。


例えば、「右足を出す」という動き・・・これが「左足が体を押し出して、それを支えるために右足が踏み出された」のか?・・・この場合、動き出しの意識は左足に集中します。
また「左足には係わりなく、右足だけが前に踏み出された」のか?・・・この場合の意識は右足にしかありません。
これを外から動きを見ただけでは判別はつき難い(^_^;・・・「右足が出た」という客観的現象しか見えません。
ただ、体を動かす意識としては「左足で体を押し出している」ということになります。


今自分を指導してくれている先生が言っていることが、果たして「意識」のことを言っているのか?「動きそのもの」のことを言っているのか?・・・
ここはよくよく見極めないと間違って理解する恐れがありますし、説明する側もそこをはっきり伝える必要があります。
ただ、そういうことは考えずに話をされる先生の方が多いでしょう(^_^;


> 本当ですね。
> 理と実が一体となって初めて習得するほうは理解出来ることというのが多々あり、今まではそこで悶々としていた自分がいましたが、過日の稽古では出来ないなりにも実際に目で見て正しい動き方というのをイメージ出来たので、そこに到達するまでのプロセスというのを頭に描くことが出来ました。
> もっとも、本当に到達出来るのかどうかはその後の私の努力次第ですが。(^^;; ヒヤアセ


ですから、Hide.さんのような方は本当に稀有なのです(^_^)
あとは、自分がそれをどう理解して取り組めるか・・・というところです(笑)

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メッセージ送信者:まるち●

> 「茶巾」で検索すると「茶道で使う茶碗を拭く布・布巾」と出て来ます。
> 茶道をやられる女性が帯前に挟んでいる布のことです。


やはりお茶菓子ではなかったのですね。(;^_^A
で、「茶巾 絞る」で検索したところ、剣道二刀流「はくどー庵」というサイトに巡り会いました。
このホームページの中に書かれていたことが、全ての謎を解明してくれました。
(ちょっとオーバーでしょうか…(苦笑))
http://www.hakudoh.com/pc/page06_0501.html
私に剣道を教えて下さった先生は、現代剣道になってからの勘違いの温床ともいえる教えで表現してしまっていたのですね。
当時小学2年生だった私にはそれを受け入れるしかありませんでしたが、大人になった現在であれば、どちらが正しいのか判断出来ます。
先のメッセージにも記述しましたが


> > ...お相手の面に切っ先が届かず、その上方を指してしまいます。


剣道で当たり前に行えなければならない所作が、どうやっても出来ないのですから。(^^;ゞ


それと


> 今自分を指導してくれている先生が言っていることが、果たして「意識」のことを言っているのか?「動きそのもの」のことを言っているのか?


お陰様で今まで眼前にかかっていたモヤが、急に晴れたような気がしました。
今はhimさんにとってのhide.先生がそうであるように、私にとってhimさんが稀有の存在となっております。(*^^*)
何しろ今までずっと「あーでもない」「こーでもない」と、一人ない頭を必死に絞って考えに考え抜いて結論を出せずにいた難問を、こうもあっさりと、しかも私にでもわかりやすくお教え下さったのですから。<(_ _)>


先日から駄文な上に長文…とロクでもないメッセージであるにも関わらずご親切に、しかもたった2度しかお会いしていない私のために貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
また、これからも間違いだらけの私の剣道を正しい道へとお導き下さいますよう、どうか宜しくお願いいたします。
(すでに私の中ではhimさんが神格化しており、勝手に弟子を襲名させていただいております(笑))

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メッセージ送信者:himさん

> やはりお茶菓子ではなかったのですね。(;^_^A
> で、「茶巾 絞る」で検索したところ、剣道二刀流「はくどー庵」というサイトに巡り会いました。
> このホームページの中に書かれていたことが、全ての謎を解明してくれました。


はくどーさんは同じ剣友会のお友達(というか先輩)です。
Hide.さんとも旧知の仲です。


武蔵会という二刀流の会を主催されている論客で、二刀流で六段も七段も突破された遣い手でもあります(^_^)


いずれにしても、先生それぞれ、教え方に思い入れがある場合もありますから、教え方の一断面だけを例にとって良いとか悪いとかは言えません。
私が言っていることも、見方が変われば「何を言っているんだ」という先生はおられるでしょうから(笑)
要は、その教えを納得して受け入れられるかどうか・・・です。


弟子にとって「師匠」と仰いだ人の言われることは、正に神の声・・・良いも悪いも全部そのまま受け入れることが出来て、初めて師弟関係が成立すると思っています。
そう考えると、なかなか「師匠」を持つということは大変なことです。
師匠を持つには、弟子にも覚悟が必要ということです。


>> また、これからも間違いだらけの私の剣道を正しい道へとお導き下さいますよう、どうか宜しくお願いいたします。
> (すでに私の中ではhimさんが神格化しており、勝手に弟子を襲名させていただいております(笑))


いずれにしても、私はそんな大層な者ではありません。
止めた方がいいですよ(笑)
私も剣道を始めて40年経ちますから、その間にあっちこっち寄り道していろいろなものを見聞きしています。
その分、多少何か言える・・・という程度のことです。


高田先生のご子息が愚息の高校の先輩であったり、高橋さんの高校の同級生が私の職場の同僚であったり、南剣の皆さんとは不思議なご縁がありますので、またお稽古に行かせて頂きますね(^_^)/

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以上が私とhim先生との間でやり取りされたすべてのメッセージです。
全ては私が師の教えの真意を掴み切れず、ただ言われた通りの意味でしか解釈出来なかった愚かさから端を発したこの記事ですが、この歳になり、いろいろな紆余曲折を経て、色々な先生方から教えを乞うことでようやく大きな一歩前進をすることが出来た気がします。


拙いブログではございますが、もし何か感じることがございましたら、あえて間違えたまま掲載し続けることの使命を少しは果たせたかな?と思います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
また、数日間に渡り親切丁寧にメッセージを賜りましたhim先生に深く感謝いたしております。
ここに御礼申し上げます。<(_ _)>

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無題
う~ん、手の内が「腕の内側」・・・って、初めて聞きました(^_^;
それは、「脇が甘い」ってことじゃないですか?

いろいろな表現があるのですね。
勉強になりました。

ただ一般的に、手の内は「手の内=掌」だと思いますが・・・ただし、手の内が甘い⇒「ギュッと握る」は間違いです。
剣道の手の内は、柔らかい握りから打突がヒットする瞬間にキュッと締める、その緩急強弱から生まれます。
him 2009/05/10(Sun)07:50:54 編集
無題
him先生

> ただ一般的に、手の内は「手の内=掌」だと思います...

えっ!?
これはひょっとして、いや完全に…
私の赤っ恥ですね。(;^_^A

実はこの解釈、私の脳裏に今でも鮮明に残っている、初めて剣道を習い始めたばかりで、竹刀のかわりに手ぬぐい絞りで「手の内」について当時の恩師がおっしゃっていたことを、自分なりに解釈した表現…いや、というより「感覚」を表したものなのです。
当時の恩師がおっしゃっていらしたことを、私の記憶を頼りに一字一句余すことなく記すとこうなります。

「面であれ小手であれ、竹刀で打突するときには手の内を締めることが重要です。
そのためには、振り切る寸前に両腕の肘を内側に向かって締め、両手の小指から中指までを順に5・3・2くらいの力加減で握るように心がけなさい。」

それまで手ぬぐいを「絞る」という行為を、手首だけを返すことで行っていた私には、肘を回転させることでも手ぬぐいが絞れたことにびっくりして、鮮明に記憶に焼きついた…というのが真相です。

これをhim先生のおっしゃることと併せて鑑みると、このとき私の恩師が指導したかったのは、手の内(掌)を絞り込む=同時に力が自然と加わる(=締める?)ことは手ぬぐいを絞ろうとしているのだから当然のごとく行いますから、同時に打突時に脇が開かないようにするための策としておっしゃったのかもしれませんね。(^^;; ヒヤアセ

とすると、私も娘のことは言えず、「手の内を締める」という行為そのものを勘違いしていた…
ということになります。(ーー;)

我以外皆我師とはまさにこのこと。
おかげさまで自分の娘とhim先生にご教授いただくことが出来ました。
これが剣道の良さ。
本当にありがたく思います。

ご親切に、しかもお心遣いいただいたお言葉でやんわりとご指導いただき、本当にありがとうございました。
この記事は、私自身への戒めとしてそのまま残しておき、このコメントを閲覧していただくことで、他の閲覧者の方々には、自分以外の目上の方はもちろんのこと、後輩であろうとみな自分に教えを与えてくれる先生なのだ、ということを体験談として感じていただきたいと思います。
願わくば今後も未熟者故間違い等々あるかと思いますので、ご指導・ご鞭撻いただきたく存じます。
どうか宜しくお願いいたします。<(_ _)>
まるち● 2009/05/10(Sun)21:44:43 編集
追伸
> やはりお茶菓子ではなかったのですね。(;^_^A
> で、「茶巾 絞る」で検索したところ、剣道二刀流「はくどー庵」というサイトに巡り会いました。
> このホームページの中に書かれていたことが、全ての謎を解明してくれました。

はくどーさんは同じ剣友会のお友達(というか先輩)です。
Hide.さんとも旧知の仲です。

武蔵会という二刀流の会を主催されている論客で、二刀流で六段も七段も突破された遣い手でもあります(^_^)

いずれにしても、先生それぞれ、教え方に思い入れがある場合もありますから、教え方の一断面だけを例にとって良いとか悪いとかは言えません。
私が言っていることも、見方が変われば「何を言っているんだ」という先生はおられるでしょうから(笑)
要は、その教えを納得して受け入れられるかどうか・・・です。

弟子にとって「師匠」と仰いだ人の言われることは、正に神の声・・・良いも悪いも全部そのまま受け入れることが出来て、初めて師弟関係が成立すると思っています。
そう考えると、なかなか「師匠」を持つということは大変なことです。
師匠を持つには、弟子にも覚悟が必要ということです。

>> また、これからも間違いだらけの私の剣道を正しい道へとお導き下さいますよう、どうか宜しくお願いいたします。
> (すでに私の中ではhimさんが神格化しており、勝手に弟子を襲名させていただいております(笑))

いずれにしても、私はそんな大層な者ではありません。
止めた方がいいですよ(笑)
私も剣道を始めて40年経ちますから、その間にあっちこっち寄り道していろいろなものを見聞きしています。
その分、多少何か言える・・・という程度のことです。


高田先生のご子息が愚息の高校の先輩であったり、高橋さんの高校の同級生が私の職場の同僚であったり、南剣の皆さんとは不思議なご縁がありますので、またお稽古に行かせて頂きますね(^_^)/
him 2009/05/13(Wed)23:20:19 編集
無題
あああっっっ!!!
him先生。。。
追記下さり、ありがとうございます!!!<(_ _)>
後ほどまたメッセージさせていただきますね。
まるち● 2009/05/13(Wed)23:46:03 編集
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HN: まるち●
HP: 蕨市南剣道クラブ
性別: 男性
職業: システムインテグレーター
自己紹介:
小学校二年生より剣道をはじめ、高校時代まで約10年間修練に勤しむ。
その後一時剣の道から遠のくも、自分の子供たちが剣道を始めたことをきっかけに、再度剣士として修行を積むことに。
小学三年生より約四年間、かつて某テレビ局で殺陣の指導をされていた恩師ご指導のもと、神免派二刀をご教授いただく。
現在はIT関連企業に従事し、主にソフトウェアの検証・評価・導入支援を担当。
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