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日々の稽古、私の剣道に対する考えなどを綴ります。

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さて、剣道袴の折り目が示すものはしっかりと理解していただけたでしょうか。


実はここからが本題です。


袴を身に付けた者=五常、忠・孝を兼ね備えている

からこそ、袴を身に付けることを許されています。


が、普段の稽古をちょっと思い返してみて下さい。


稽古の相手に、楽な相手を選んでいませんか?

強い相手、厳しい先生と稽古をするのはつらく、苦しいものです。
しかし相手は君を強く、立派にしようと思うからこそ、そのようにしています。
君を思う相手の気持ちから逃げているようでは、己に勝っているとは言えません。


道場(実際は体育館ですけれど)へ入る際、きちんと礼をしていますか?

これはこれからここで稽古を行う子供は当たり前の話。
ですが子供だけに限った話ではありません。
今日もいつもと変わりなく、子供が元気に稽古を出来る。
その場を与えてくれている道場に対して礼を尽くすのは、親も同様に礼を尽くすべきでしょう。


切り返しや基本の面打ちが終わった後など、きちんと相手に礼を正していますか?

ついついおざなりになり、お互いに礼もそこそこに次の相手と剣を交えている姿を見かけます。
特に年齢が上になるほど、この傾向が強いです。
しかしお互いに自分の稽古の基(もと)に立ってくれた相手です。
普段どれだけ仲が良くても、ちゃんと礼節をわきまえるのが当然ですよね。


休憩時間だからといって、過度にふざけてはいませんか?

稽古の合間の休憩時間や稽古前、稽古後といえど、道場はあくまで稽古をする場所です。
決してふざけて遊ぶ場所ではありません。
ましてやふざけてであっても、相手に暴力をふるうようなマネをするのはあってはならない行為です。
今自分のしている行動が、時と場所・場面に適した行動であるのか、良く考え、自分で正しいと判断して行動出来なければ袴を身に付ける資格がありません。




少し厳しいことを書きましたが、道着・袴を身に付けている以上、絶えず袴の折り目が示す精神通り、清く正しく、礼節を重んじる人になって下さい。

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プロフィール
HN: まるち●
HP: 蕨市南剣道クラブ
性別: 男性
職業: システムインテグレーター
自己紹介:
小学校二年生より剣道をはじめ、高校時代まで約10年間修練に勤しむ。
その後一時剣の道から遠のくも、自分の子供たちが剣道を始めたことをきっかけに、再度剣士として修行を積むことに。
小学三年生より約四年間、かつて某テレビ局で殺陣の指導をされていた恩師ご指導のもと、神免派二刀をご教授いただく。
現在はIT関連企業に従事し、主にソフトウェアの検証・評価・導入支援を担当。
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